単位
LinkCAD は、変換パイプライン全体で物理座標単位を使用します。単位の扱いを理解することは、正確な変換に不可欠です。
サポートされる単位
| 単位 | 略称 | メートルとの関係 |
|---|---|---|
| ナノメートル | nm | 10⁻⁹ m |
| ミクロン | µm | 10⁻⁶ m |
| ミリメートル | mm | 10⁻³ m |
| センチメートル | cm | 10⁻² m |
| メートル | m | 1 m |
| mil | mil | 25.4 × 10⁻⁶ m |
| インチ | in | 25.4 × 10⁻³ m |
単位の仕組み
データベース単位
LinkCAD の内部データベースは、固定分解能の整数座標(データベース単位)を使用します。データベース単位は通常 1 ナノメートルです。
ユーザー単位
ユーザー単位は表示スケールを定義します。たとえば、データベース単位が 1 nm、ユーザー単位が 1 µm の場合、1000 データベース単位の座標は 1.0 µm と表示されます。
形式固有の単位
各形式には独自の単位慣例があります。
| 形式 | 一般的な単位 | メモ |
|---|---|---|
| GDSII | nm(データベース)、µm(ユーザー) | ファイルヘッダーで定義されます |
| DXF | 単位なし | ユーザーが指定する必要があります |
| Gerber | インチまたは mm | ファイルヘッダーで定義されます |
| CIF | 1/100 µm(標準) | 慣例に依存します |
単位変換
異なる単位系を持つ形式間で変換する場合、LinkCAD は次に基づいてスケールを自動的に処理します。
- 入力ファイルで宣言された単位(ある場合)
- ユーザー指定の入力単位解釈
- ターゲット出力単位
例
GDSII(µm)を DXF(mm)へ変換する場合:
- GDSII 座標: 1000 µm
- DXF 出力: 1.0 mm
コマンドライン
--units パラメータで単位を指定します。
linkcad.exe -i chip.gds -o chip.dxf ` --units micron --quit