GDS-TXT
GDS-TXT は、GDSII データの人間が読めるテキスト表現です。標準のテキストツールを使って、マスクレイアウトデータの検査、手動編集、スクリプト操作を行えます。
形式の概要
| プロパティ | 値 |
|---|---|
| 拡張子 | .gdstxt, .txt |
| エンコーディング | ASCII |
| インポート | ✓ |
| エクスポート | ✓ |
| ライセンス | GDS-TXT Option |
| 階層 | 完全なセル階層(GDSII と一致) |
| レイヤー | データタイプ付き数値レイヤー |
ファイル形式
GDS-TXT は、GDSII レコード構造を反映した構造化テキスト構文を使用します。
HEADER 600BGNLIB 2024-01-15 12:00:00LIBNAME mydesignUNITS 0.001 1e-9BGNSTR 2024-01-15 12:00:00STRNAME topcellBOUNDARYLAYER 1DATATYPE 0XY 0:0 1000:0 1000:1000 0:1000 0:0ENDELENDSTRENDLIBインポートオプション
| オプション | 説明 | デフォルト |
|---|---|---|
| (標準 GDSII オプションが適用されます) | GDSII インポートと同じ | — |
エクスポートオプション
| オプション | 説明 | デフォルト |
|---|---|---|
| (標準 GDSII オプションが適用されます) | GDSII エクスポートと同じ | — |
一般的なワークフロー
GDSII → GDS-TXT
バイナリ GDSII をテキストに変換し、検査、差分比較、またはバージョン管理に使用します。
GDS-TXT → GDSII
テキスト編集した設計をバイナリ GDSII に再構築し、製造に使用します。
スクリプトによるレイアウト生成
GDS-TXT ファイルをプログラムで作成し(Python、シェルスクリプトなどを使用)、GDSII に変換します。
技術メモ
- GDS-TXT は GDSII のロスレス表現です。往復変換で全データが保持されます
- 座標はスペース区切りの
X:Y形式を使用します - ファイルは人間が読める形式で、標準テキストツール(grep、sed、diff)で処理できます
- GDS-TXT Option ライセンスバンドルが必要です